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「シルクロードを行くキャラバン―東・太陽 」平山郁夫 2005年

「シルクロードを行くキャラバン―西・月」平山郁夫 2005年


「シルクロードを行くキャラバン―西・月」平山郁夫 2005年



かつて東西の交通路として栄えたシルクロードは
その名の通り、シルクの産地中国から、はるかローマに及ぶ壮大な交易路をさします。
この道を通って文物だけではなく情報や学術などの文化、そして人々などあらゆるものがいきかうことで世界は豊かになりました。
本展では吉村作治教授監修のもと平山郁夫美術館の協力により
故平山画伯の作品と、平山氏のコレクションの中から選りすぐりの至宝を約100点ご紹介します。




平山郁夫美術館が所蔵する、絵画、仏像、装身具などを一堂に展示!

作品展示の一部をご紹介



平山氏が描いた
「大シルクロード・シリーズ」

シルクロードを行くキャラバン―西・月
平山郁夫 2005年

シルクロードを行くキャラバン―東・太陽
平山郁夫 2005年

シルクロード絵画の集大成ともいうべき連作。
シリーズでは朝と夜、太陽と月、東と西がそれぞれ対比されています。
キャラバンは中国から中央アジア、インド、中東、西アジア、そしてローマへと
東から西へ、そして西から東へと進んでいきます。

古城
平山郁夫 2005年

かつて中継貿易で栄えたインド西北部ラジャスタンとタールに
砂漠に浮かび上がる中世の城塞(ジャイサルメール城)が
幻想的に描かれています。



エジプトの地からシルクロードを辿る

エジプト

クフ王第1の太陽の船

紀元前2613~2494年 古王国時代第4王朝

全長約42mにも及ぶ世界最古の木造船。クフ王の船は古代エジプト・古王国時代第4王朝のファラオであったクフのために造られたとされている。

牛頭神像

紀元前30~紀元後395年 ローマ時代

頭にウラエウスがついた日輪の冠をかぶったこの像は、戦いの神メンチュウの聖なる牡牛ブキスです。



地中海

赤像式馬形リュトン

前4世紀後半 クラシック時代

馬の頭を精巧にかたどったリュトン。 先端の注口から葡萄酒が出るようになっている祭礼用の酒器です。馬の頭の上に付いた杯の部分には、儀式に使う大きな皿を持った女性が描かれています。

女神頭部(デメテル)

前4世紀後半 クラシック時代

デメテルはギリシア神話の大地母神で、穀物の生育と再生を司る豊穣の女神です。円筒型の帽子を被り、細かく波打つ優美な頭髪にリボンでまとめています。当時ギリシア人の植民地市があったシチリアで作られました。



西アジア

ラスター彩植物文皿

11-12世紀 セルジューク朝

セルジューク朝時代のペルシアでは、東西交易が活発化し、中国の影響を受けながら、イスラム陶器が最盛期を迎えます。イラン中部の古都サーヴェは製陶の中心地の1つであり、虹色の光彩を放つラスター彩陶器の優品が数多く作られました。

貴婦人像(死者の肖像)

2-3世紀 ローマ領時代

シリア砂漠の街パルミラはローマ帝国と東のパルティア王国との仲介貿易によって?栄した隊商都市でした。裕福な市民が都市の郊外に作った墓には、遺体を収納するスペーズが棚上に設けられ、故人の肖像彫刻を飾っていました。着飾った肖像は、故人のありし日の理想の姿を映しています。



中央アジア

仏陀坐像

2-3世紀 パキスタン、ガンダーラ

全体が白い石灰質に覆われていますが、おだやかな表情をたたえた仏陀坐像。大布を通肩にまとい、失われた右手はおそらく施無畏印を結び、左手は布端を握っています。仏陀が結跏趺坐する台座の両端には獅子が控え、前面には火壇と寄進者たちの姿が刻まれています。

牝鹿像

前2世紀 グレコ・バクトリア時代

トルコ石が象嵌された金の鹿の小像。バクトリア、ティリア、テペの遊牧民族の墓から大量に発見された黄金製品にきわめて近い様式を示しています。



東アジア

浮出鳥文水差

8世紀 グレコ・バクトリア時代

イラン高原東部、中央アジアで作られたといわれる大型の水差しです。器の形はペルシアの金属器に由来し、胴部には連珠文に囲まれた鳥が表されています。背景には鍍金され、鳥の首には吉祥を示す大きなリボンが巻かれています。駝鳥のような頭の背後には、仏像のような光背が示され、この鳥が聖なる存在であることが示唆されています。

女子俑

8世紀 唐時代

優美な立ち姿を表した女性俑。ゆったりとした衣をまとい、両手を袖の中に隠し、胸の前であわせて、静かな笑みを浮かべています。豊かな肉付きで豊頬と呼ばれるふくよかな顔は、盛唐期には女性の理想とされていました。



松久宗琳の作品を特別展示


玄奘三蔵像

玄奘三蔵は中国・唐の僧で、天山南路を通るインドへの求法の旅で知られます。彼の地、那爛舵寺(ナーランダ)で学び、645年に経典657部携えて帰国すると、62歳で没するまで「大般若経」など1335巻もの仏典を翻訳しました。絹本画像の「玄奘像」もとに制作された本像は、網代に組んだ笠や竹製の笈を木彫で表現するなど、宗琳のこだわりが随所に垣間見えます。

十一面千手観音像

石川県小松市の那谷寺に納めた、一丈六尺もの十一面千手観音像の5分の1原型像。頭上の十一面の化仏は、瞋怒面と白牙上出面の一面をずつを耳の後ろに配し、斜めから後頭部の化仏も拝ませるよう光背の中心部には鏡がはめ込まれ、周囲には仏を表紙する種字を配しています。



平山郁夫

東京美術館学校(現 東京藝術大学)日本画科卒業、前田青邨に師事。仏教をテーマとした名作の他、壮大かつ幻想的なシルクロードを描き、戦後の日本画壇に大きな足跡を残す。 さらに文化財保護活動などの社会貢献も積極的に行い、東京藝術大学長やユネスコ親善大使を歴任、文化勲章を受章した。


吉村作治

東日本国際大学総長、早稲田大学名誉教授(工学博士)。 アジア初のエジプト調査隊を組織し約半世紀、発掘調査を継続。 多くの世界的な成果をあげ、現在もGPRやドローンを活用しクフ王墓探査などを実施。 研究テーマはエジプト古学はもとより比較文明学、日本祭、eラーニング教育など多岐にわたる。


松久宗琳

大阪四天王寺の丈六仏や延暦寺(えんりゃくじ)東塔の五智如来像、千葉県成田山新勝寺の五大明王像などを制作。 また宗教芸術院を創設して仏像制作の普及につとめた。


-開催概要-

会場 ハウステンボス美術館(パレス ハウステンボス内)
K-20
期間 9月18日(土)~2022年1月10日(月・祝)
時間 9:00~18:00(最終受付17:30)
料金 パスポート対象施設
※パレス ハウステンボスだけの単独入館券は販売しておりません
主催 ハウステンボス
総監修 吉村作治(東日本国際大学学長・早稲田大学名誉教授)
監修 平山東子(平山郁夫シルクロード美術館館長)
企画協力 株式会社アケト、公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館
協力 東日本国際大学エジプト考古学研究所、唐招提寺、松久宗琳佛所、和美企画
後援 JICA、長崎県、長崎県教育委員会、佐賀県、佐世保市、佐世保市教育委員会
企画 株式会社G-STYLE


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